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Anthropicと国防総省、非公開メールで対立の内幕が明らかに

この記事はAIが自動的にキュレーションしたものです。

2026年7月2日、米カリフォルニア北部地区連邦地方裁判所で未封印となった裁判資料により、AnthropicのCEOダリオ・アモデイ氏と国防総省(Department of War、旧Department of Defense)の研究・エンジニアリング担当次官エミル・マイケル氏との間で交わされた非公開メールのやり取りが明らかになりました。Anthropicは「完全自律型兵器(人間の関与なしに交戦判断を行う標的システム)を許可しない」「国内の大規模監視には使わせない」という2つのレッドラインを掲げていますが、国防総省側は契約条件として「あらゆる合法的用途(all lawful uses)」への無制限アクセスを要求していたとされます。メールの中でアモデイ氏が「提案された契約文言は当社のレッドラインを事実上撤廃するものだ」と指摘したのに対し、マイケル氏はこれを否定せず、Anthropicのガードレールを「実用的ではない」と述べたと報じられています。

この対立の背景には、2026年3月に国防総省がAnthropicを「サプライチェーンリスク」に指定し、事実上のブラックリスト扱いとした経緯があります。この指定は本来、敵対国関連企業向けの制度であり、Anthropicはこれを不服として提訴していました。カリフォルニア北部地区連邦地裁のリタ・リン判事は3月26日、Anthropicの主張(憲法修正第1条違反、第5条のデュープロセス条項違反、行政手続法上の恣意的判断など)を支持する形で仮差し止め命令を認め、指定の執行を差し止めました。一方でワシントンDCの控訴裁判所は4月、指定の一時差し止めを求めるAnthropicの申し立てを退けており、訴訟は2つの法廷で異なる結論が並走する複雑な状況が続いています。

今回公開されたメールで特に注目されているのは、国防総省がAnthropicを「容認できない国家安全保障上のリスク」と公式に位置付けた翌日に、マイケル氏が「両者はかなり契約に近づいている(very close)」とアモデイ氏に伝えていた点です。リン判事はこの矛盾を「政府側の同時並行的な主張と整合させるのが極めて困難」と指摘しました。Anthropicは2026年7月にDoWと2億ドル規模の契約を結んでいましたが、GenAI.mil基盤へのClaude展開交渉が難航し、今回の対立に至った経緯があります。企業向けにClaudeを政府機関・防衛関連分野で利用しているエンジニアや意思決定者にとっては、AI企業が安全性のレッドラインをどこまで維持できるかという先例になり得る係争であり、続報が注目されます。

なお同時期には、Anthropicが中国系企業によるClaudeへの迂回アクセス(シンガポール子会社経由の法人アカウントやVPN経由の個人契約など)を封じる対策を強化したとも報じられており、利用規約遵守の監視体制(タイムゾーンや利用パターンによる検知など)を拡充する方針です。安全保障・コンプライアンス両面で、Anthropicのガバナンス姿勢が引き続き注視されています。


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